「アートコンサルタント」は、日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれません。

欧米では一般的な存在ですが、日本ではいまいちその存在が、

「怪しい」とか「何しているかわからない」

というイメージで覆われていて、実態が見えない部分もあるかと思います。

本日は、私の会社のサービスのひとつである「アートコンサルティング」についてご紹介します。

 

アートコンサルタントとは?

アートコンサルタントの仕事は一言で言えば、

「アートに関するお悩みやご要望の相談相手となり、解決していく仕事」

です。

コンサルタントというと、有名なところでいうと、

マッキンゼーやボストンコンサルティングなどの戦略系コンサルティングなどがありますが、

最近では、デザイン思考で有名なIDEOや博報堂、

また、フリーランスの方などが行っている「WEBマーケティングコンサルティング」など、様々な領域でコンサルタントが乱立しています。

このコンサルティングやコンサルタントという英語自体の意味は、

「相談役、専門的なアドバイスを与える」

です。

従って、アートコンサルタントは、

「アートの専門的な知識を駆使して、クライアントの発展を助ける相談役」

と言い換えることができるかと思います。

 

クライアント別の相談内容と弊社での解決事例

では具体的なサービス内容としてはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

私たちの会社のサービス内容に照らすと以下のような具体的な事例が挙げられます。

 

個人や法人の方

 

・信頼できる先から美術品、アートを購入したいと思っているが、どこに相談したらよいかわからない

・美術品やアートを長期的に蒐集していきたいと思っているが、どのような作品を蒐集していけば良いか、専門家からのアドバイスをもらいたい

・今後、購入した作品を展示していきたいと思っていて、美術館への寄贈はもちろん、美術館の設立なども視野に入れている。専門家に相談しながら進めたいと思っている。

・欲しい作品があるが、作品の探索から購入、輸送まで、一切の業務を委託したい。

 

【私たちの実績】

私たちの取り扱いアーティストは、特に彫刻作品を始めとする立体作品のアーティストの選定や販売を得意分野としております。

具体的には、オーギュスト・ロダン、アントワーヌ・ブールデルなどの近代のブロンズ彫刻作品〜日本人彫刻家の佐藤忠良や、現代アーティストとして有名な草間彌生さんなどの作品を取り扱っています。

加えて、欧米を中心に作品を探索するためのネットワークを持っているため、

立体作品を中心とする国際動向などにも詳しく、作品の探索などが可能です。

海外との作品の売買は様々な面で複雑です。従って、信頼できるエージェントを介した取引が必ずといって求められます。

また、蒐集した作品を展示することなどを目的とした「美術館の設立」については、宮城県の塩竈にある菅野美術館などの設立コンサルティングについての実績などがあります。

http://www.kanno-museum.jp/

 

 

アーティストやその代理人の方

 

・アーティストの個展、展覧会を開催したいと思っているが、どのように進めたら良いか、全くわからない。

・アーティストの活動を世に広めていきたいと思っているが、プロモーションやPRの方法が全くわからない。

・アーティストの契約業務や、その他一切の書類作成などの雑務などを代行して欲しい

・アーティストとして活躍していくために、今後の戦略や長期方針などを整理し策定するなどのアーティストディレクションをしてほしい

 

【私たちの実績】

アーティストの定義は幅広いですが、画家や彫刻家はもちろんのこと、優れた作品を制作する方々を対象にアーティストマネジメント、ディレクション、プロデュースを行います。

具体的な事例については、

◆アーティストディレクション(プロモーションやPR、集客支援や総合プロデュース)

・人形アーティスト 小池緋扇

・歌手 堀澤麻衣子

 

◆美術館での展覧会企画

・彫刻家 佐藤忠良

・風と水の彫刻家 新宮晋

・スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス

などがあります。

これらはいずれも

「本当に美しい作品を、多くの人々に届けることにより、

多くの人々の精神的な豊かさを実現すること」

を目的として行ってまいりました。

 

 

自治体の方

 

・アートを屋外空間に配した公園や美術館、街並みを検討しているがどこに相談したらよいかわからない。

・町おこしを目的として、芸術やアートを活用したいと思っているが、その方法やアイディアが全くない。

・庁舎やビルなどにアート、彫刻作品を設置したいと思っているが、どこに相談したらよいか全くわからない

・自治体として、アート、彫刻作品設置を含む芸術祭や町おこし事業を行いたいと思っているが、どんな作家やアーティストを選定すれば良いかわからない

・屋外や野外空間に設置されたアート、彫刻作品(パブリックアート)について、汚れや破損などが目立ってきたが、どのようにメンテナンスを行えば良いかわからない

 

【私たちの実績】

私たちはパブリックアートの草分的存在として、彫刻公園のプランニング〜実現支援を行い、また町おこし等を目的としたアートの活用などについて、コンサルティングを行ってきました。

具体的には、

富山県美術館のシンボル・三沢厚彦のアートワーク設置プロジェクト

霧島アートの森、アートワーク設置プロジェクト

奈良県室生山上公園芸術の森、ダニ・カラヴァンによるアートワーク設置プロジェクト

私たちは、上記のようなご相談に対して、

解決方法を提案し、実際に共にプロジェクトを推進していく役割を担っています。

 

 

今後、アートコンサルタントの果たす役割とは?

今後、IoTの進展、ビックデータの収集、そして、AIの進化などに伴い、

今現在、人間が行っている仕事の中で、AIにとって代わられる職業が、

10年後に無くなる仕事として紹介されるなど、激変が想定されています。

そのような中で、最も無くなりにくい職業として、

「アートディレクター」が挙げられています。

今後、アートという存在がますます人間にとって

「生きていく意味」として重要になってくると考えられます。

そのような時代の中で、

「アートコンサルタント」

が多くの場面で必要とされるのではないかと考えています。

それはすなわち

「アートとAIと人」

を結びつける感性的、論理的な存在として、重宝される時代が到来することを意味しています。

このような激変の荒波を泳ぐための船頭となり、時代を牽引していけたらと思っております。

 

ご質問、ご相談などは以下から受け付けておりますので、

お気軽にご連絡ください。

http://sdart.jp/contact

 

 

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