オンラインサロンメンバー
対談企画 第2弾
サロンメンバー:
加納亜美子さん / 株式会社アリべ・代表取締役 / 滋賀県在住
サロン入会時期:
2020年7月
アミーゴ:
加納亜美子です。改めてよろしくお願いします。
サロンではアミーゴと呼ばれています。
堀越:
こんにちは。本日はお時間とっていただいてありがとうございます。
改めて、アミーゴの肩書きと仕事について教えてください。
アミーゴ:
西洋磁器史研究家という肩書きで活動しています。
仕事は、ブランド食器シェアリングサービスを運営しています。
食器の貸し出しや西洋磁器とそれに関連する美術様式等の知識のシェアリングを目的として、セミナー活動も行っています。
もともとは、2016年に独立して料理教室を始めたのがきっかけでした。
2018年に法人化し、株式会社アリベを設立しました。
独立して6年目です。
堀越:
出身や拠点はどちらですか?
アミーゴ:
出身は岡山県倉敷市です。
今は縁あって滋賀県で暮らしていますが、仕事自体は、関西を中心に東京でも講座を行っています。
堀越:
恵比寿や大阪の近鉄百貨店の文化サロンでセミナーをやられていますよね。
全国的に活躍されていますが、この会社の名前「アリべ」ってどういう意味なんですか?
アミーゴ:
フランス語で「到来(arrivée)」という意味があります。
「洋食器業界に新しい風を到来させたい」という思いで名付けました。
堀越:
いい名前ですね!
そんな名前の由来とも共通するかもしれませんが、これからのビジョンや、やりたいことなどを教えてください。
アミーゴ:
「洋食器といえば加納亜美子」という存在になりたいですね!
「とりあえず、洋食器のことは加納に聞いておけ!」と言われるように、時間はかかると思いますが、目指していきたいです。
堀越:
素晴らしい夢だね!
それにしても、仕事大好きだよね(笑)
一方で、趣味はありますか?
アミーゴ:
旅、読書、そして、啓さんもよくご存知の通り、お酒を飲むことです(笑)
最近は、美術鑑賞もするようになりました。
堀越:
旅、本、酒、ね(笑)
ライフネットの創業者の出口さんも、旅、本、人、って言ってるけど、それとも一致してるね。
アミーゴは、美に関しては幼少の頃から結構関わりがあったの?
アミーゴ:
はい、私の父親が洋食器コレクターで、物心ついた時には、父が美しい食器を見たり触れたりしているのを見ていましたし、私も触らせてもらっていました。
そのような体験が、今の自分を形成していると思いますし、この魅力を人に伝えなきゃもったいない、と思っています。
「食器は日常生活で一番身近な芸術品」というのが、私の考えです。
堀越:
確かに!私も彫刻を扱っているけれど、食器も彫刻も良い点は「触れられること」ですよね。
お話を聞いていると、アミーゴの美意識の高さが伺えます。
ところで、オンラインサロンに出会ったきっかけは?
オンラインサロンについて 〜拒絶がない場〜
アミーゴ:
本(論理的美術鑑賞)です。
「面白い考え方をする人がいるな」と思って、2020年7月、好奇心で飛び込みました。
堀越:
7月は、立ち上げた頃なので、初期メンバーですね。
もう1年以上入っていただいていて、ありがたいです。
経営者って、好奇心で動く人多いもんね。納得です。
1年近くサロンに入会されていて、良い点、悪い点を教えてください。
アミーゴ:
仕事上で繋がりがない人たちと、純粋にアートを共通点にして繋がれることです。
大人になるとなかなかそういったことができにくいですよね。
刺激だけでなく、リラックスや気分転換の時間という感じです。
堀越:
人の繋がりと、リラックス。気分転換になってるって感じですね。
確かにそういう部分が大きいですね。
アミーゴ:
はい、あと、悪い点というところなんですが、オンラインサロンって自分でお金を払って受けているわけなので、嫌なら辞めるという選択ができるものですよね。
なので、現状では、そういった点は無いです。
堀越:
なるほど。
アミーゴは、自分もセミナーをやる側だから、受ける側の気持ちもわかるし、参加している意義を自分で見出して参加されているのだなと思います。
アミーゴ:
確かにそれはありますね。
堀越:
ありがとうございます。
そんな中で、これまで受けたオンラインサロンのセミナーの中で印象に残っているのは何ですか?
アミーゴ:
一番は、今年2月に受けた「現代アート入門」です。
私は、歴史画とかバロック絵画とか、どちらかというとアカデミックよりの絵画が好きだったので、伝統を覆していく現代アートが、とても刺激でした。
セミナーを受講して以降、少しずつ現代アートに対する興味が深まっています。
堀越:
現代アートこそ、感性では見れないよね。
アミーゴ:
そうですよね。
それをみんなで見たり、知識を得たりしていくのが、サロンで学んでいく醍醐味だなと、強く感じました。
堀越:
ありがとうございます。
私も、コンテンツについては、支払ってもらっている料金の2、3倍の価値を受け取ってもらえるように、愛情を持ってつくっています。
一方で、コンテンツに加え、このサロンはメンバーが非常に魅力的だと思うのですが、他のサロンメンバーを見ていて、どんな印象を持っていますか?
アミーゴ:
意見をちゃんと言う人が多いと思います。
グループのダイアローグに入っても、沈黙があまりなくて、みんな喋り始める印象です。
一方で、自分が話してる時には、とてもよく聞いてくれている人が多いとも思います。
話好きで、聞き好きな人たちが多いという印象ですね。
堀越:
確かにそうかも!みんなよく発言しますよね。
アミーゴは、誰と仲良いんだっけ?泰平くん?
(*生命科学の専門家の鈴木泰平さん)
アミーゴ:
そうですね!
泰平くんも、自分の意見をよく言うし、これに当てはまってます。
「何を言っても大丈夫」っていう安心感がありますよね。
堀越:
みんなの癒しの場になってるってことですね。
この間のオンライン飲み会も、気づいたら、7時間経ってたもんね(笑)
アミーゴ:
そうですね(笑)家族に驚かれました(笑)
余談ですが、英語でアートについて語った時間が一番楽しかったです!(笑)
堀越:
(笑)
そんな感じのサロンですが、これからどんな人に入って欲しいと思いますか?
アミーゴ:
アートサロンですけれど、リフレッシュやメンタルの向上といった面でもためになっているので、「自分の言いたいことが言えない環境にいる」とか、そういった課題を持っている人に入って欲しいかなと思っています。
堀越:
なるほどー。メンタル的にリフレッシュしたいという人ですね?
アミーゴ:
そうですね。
この場では、全く拒絶がないじゃないですか?
だからみんな安心して参加できるというか。
普通に生きて日常生活を過ごしていると、仲が良い友達でも拒絶があったりして、それが仕事では尚更ですよね。
堀越:
特に、アミーゴのような経営者は、矢面に立って勝負するから、否定的なフィードバックがくることもあるよね。
確かに、普通の世界って、拒絶は多いかもね。。。
アミーゴ:
そうなんですよね。
このサロンのような会費制の良いところは、自分でお金を払っているから、その点でも、参加者について一定の線引きができますよね。
「行動する人が集まる場所」としてのサロン
堀越:
それはありますね。
みんな一定の節度を持って、その中でこの安心できる環境を楽しんでいるという感じに思っています。
さて、そんなサロンの雰囲気ですが、このサロンを、あなたなりに一言で言うならどんな感じでしょうか?
アミーゴ:
「新しい刺激を受けてリフレッシュできるところ」です。
堀越:
かっこいい!(笑)
アミーゴ:
かっこいいですか?(笑)
私もいろんなサロンに入ってますが、マンネリ化していないところが良いなと思っています。
堀越:
嬉しいです、ありがとうございます。
一番長く入っていただいているアミーゴですが、入会を迷っている人がいたときに、あなたならどんな声をかけますか?
アミーゴ:
やっぱり、最初オンラインサロンで迷うのって、会費の部分だと思います。
そういう意味では、今入会している人たちも、その部分で迷った人たちなんですよね。
だから少なくとも、自分自身が悩んでいることに対して、行動に移せた人たちと出会えるということを伝えたいと思います。
堀越:
同じ悩みを理解できて、しかもそれに対して行動してきたと言う実績があるってことだよね。
アミーゴ:
そうですね。今のメンバーは行動してきた人たちだから、そういった人たちと一緒にいると、自分自身も変化を起こせるようになっていきますよね。
堀越:
確かに。
ともに行動して、一緒に創り出していく、創発していく人がいいですよね。
そんなメンバーたちが揃っていますが、これからサロンでどんなことをやっていきたいですか?
アミーゴ:
みんなで企画展をやってみたいです!
もうすでに企画している部分がありますが、もう今からすごいワクワクするなと思っています。
堀越:
そうですね。それはぜひ実現しましょう!
2022年の春頃には実現できるように。楽しみです。
それでは、最後の質問です。
私と知り合って、約1年ですが、私、堀越の印象は?
アミーゴ:
パッと思い浮かぶのは、求心力がある人だなと思います。
コミュニティをつくるのは、一つの才能だと思うのですが、私の周りにいる人の中でそれが顕著だなと思います。
啓さんって、チカラなんですよね。
堀越:
本当?嬉しいなー。
アミーゴ:
勝手に巻き込まれていってる感じ。「渦」みたいな。
堀越:
昔、洗濯機って言われたことはありました(笑)
アミーゴ:
(笑)
多分、私もその人と同じ発想なんだと思います。
堀越:
今は、みんなの意識を尊重しながら、ソフトに回していく感じだけどね。
アミーゴ:
その渦は、ゆっくりと寛大だから、巻き込まれやすい、って感じがします。
堀越:
私も、アミーゴは、初めは、微に細に詰めていくタイプだと思っていたけれど、今はこの場を一緒に盛り上げてくれる「花」のような、彩りのような人だと思っています。
ぜひ、その華やかさでサロンを彩ってくれたらと思っています。
今日はありがとうございました。
アミーゴ:
ありがとうございます!
2021年6月4日
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