Auguste Rodin

ロミオとジュリエット、1902年

オーギュスト・ロダン(1840–1917)/ブロンズ

オーギュスト・ロダン ロミオとジュリエット、1902年
ロミオとジュリエット、1902年 別角度
ロミオとジュリエット、1902年 別角度
ロミオとジュリエット、1902年 別角度

1902年にプラハで行われたロダン展で初めて展示されたこの作品グループは、バルコニーを乗り越えるためにシスティーナ礼拝堂のイグニディに似せたポーズをとった、ロミオを抱きしめる気だるい様子のジュリエットを表しています。

この作品グループは、ロダンの1900年以降の作品の中で、特別な位置を占めました。文学作品から主題をとることは、この時期のロダンにしては極めて珍しいことだったからです。更に言えば、バルコニーの手すりのような装飾を細かく表現することによって作品が描写的になろうとも、彼は全くためらいませんでした。

1900年にロダンが「接吻」の二つのレプリカ(これはウォーレンとヤコブセンのためにすぐに制作された)の注文を受けたことを心に留めておきたいところです。文学作品に登場するもう一組の有名なカップル、パオロとフランチェスカとの隠された関係性を、この「ロミオとジュリエット」の中に見出すこともできるでしょう。

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