SDアートの堀越です。

最近の風潮として、論理的思考の限界が指摘されてきています。

そして、それに代わるように「感性」や「美意識」といった言葉が取り沙汰されています。

今日はこの「感性」とは一体なんなのか?という話と、感性が豊かな人に見られる特徴について、ご紹介できたらと思います。

 

Contents

感性とは?

 

まず感性とは何か?という点ですが、wikipediaやweb広辞苑では、以下の通り定義しています。

「人間の持つ知覚的な能力のひとつ」(wikipedia)

①外界の刺激に応じて感覚・知覚を生ずる感覚器官の感受性。「―豊か」

②感覚によってよび起こされ、それに支配される体験内容。従って、感覚に伴う感情や衝動・欲望をも含む。

③理性・意志によって制御されるべき感覚的欲求。

④思惟(悟性的認識)の素材となる感覚的認識(以上、WEB広辞苑)

 

私なりにこれをかみくだいて言えば、

感性とは「感じるチカラ」

です。

 

言い換えると、

「すべての情報や経験等が蓄積された自分データベース」

が瞬時に弾き出す結論

です。

つまり、人間に内在する「センサー」と言い換えられます。

 

従って、感性が豊かな人というのは、

「高精度なセンサーを備えている人」

ということになります。

 

 

感性が豊かな人の3つの特徴とは?

 

従って、感じるチカラが高い、高精度センサーを持っている人の特徴とは何か?

という観点から、3つの特徴を挙げることができます。

 

結論から言えば、以下の3つです;

 

1、他の人には見えないものが見えている

おばけが見える、とかそういうことではなく、他の人には見えない「流れ」や「情報」を読み取ることができる、ということです。これはすなわち、「経験量」「情報量」「知識量」が多い、とも言い換えられるかもしれません。

物事に対して見出すことができる量や意味が多い。これが結局「感性」とも言えるわけです。

 

2、言語化したり見える化することが上手

自分が見えたものを上手に言語化したり、図示したりして、人に説明することが上手な人が多いと感じます。

独りよがりではなく、人の心に寄り添いながらも、心に響く言葉をつむぎ出せる人。

このようなアウトプットの力が高い人が、感性の豊かな人の特徴といえます。

 

3、心と身体が安定している

感性というセンサーを研ぎ澄ましている人は、

・精神的な揺らぎが少なく、

・肉体的に健康的で、

・いつも自分がベストの状態を維持できるように努めている

そういった人が多いように感じます。

 

瞑想やヨガといったマインドフルネスを日常に取り入れ、また、身体を動かすことを習慣化している。

これを継続して行うことで、「心技体」が揃う。

この人間の「基盤」とも言える精神と肉体が清らかで整っている。

そうすることで、この感性というセンサーはその力を最大限発揮できる。

これが感性の豊かさにとって最も大切な要素の一つでしょう。

 

 

以上、感性が豊かな人の3つの特徴を見てきました。

感性を高めていくには、実はそんなに特殊なことは必要なく、

「いつも自分がクリアであること」がもっとも重要だと感じています。

 

そして、感性を高めていくには、やはり「美しいもの」を自分自身に取り入れていくことが大切。

その手段として「美術鑑賞」はうってつけです。

 

感性は才能ではありません。後天的に高めることができる人間の能力の一つです。

そして、感性を高めるには実は、「論理」を積み重ねていくことが必要です。

感性と論理は高めあう。

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