SDアートの堀越です。

私はこれまで、アーティストのためのコンサルティングセッションを、300人に1000回以上行ってきました。

アーティストとは、ミュージシャン、歌手、彫刻家、画家など、そういった全てのアーティストです。

このような方々のお悩みは、大体以下のようなものです;

 

  • 制作の方向性について悩んでいる
  • ブランディングが必要と思っているが、どうしていけばよいかわからない
  • アーティストとしてどのような表現を深掘りしていくべきか、悩んでいる
  • 個展を開催してもいつも同じ人ばかりで、新規のお客様がなかなか来ない
  • 仕事をどのようにして取捨選択すればよいかわからない
  • 以上のような悩みに対して専門家に相談したいが、誰に相談すべきかわからない

 

これまで、以下のようなアーティストの方々からご相談いただいています;

・音楽家・・・クラシック奏者、ピアニスト、歌手、サックス奏者など

・画家、現代アーティスト、写真家、彫刻家、工芸家

・書家、華道家、刺繍アーティスト、人形制作アーティスト

・アーティスト活動に力を入れていきたい経営者

・既に活躍している画家や彫刻家で今後のマネジメントが必要な方

 

生きている限り悩みは尽きない。

それはアーティストも例外ではありません。

 

 

Contents

アーティストとして生きていくために必要な3つのヒント

 

さて、本文では、アーティストの方々とってヒントになるような、

総花的な話を少しだけご紹介したいと思います。

 

アーティストとして生きていくために必要な3つのヒント;

 

 

① 答えは必ず「自分の中にすでにある」

制作の方向性について悩んでいる方も多いと思います。

 

「どのような表現をしていけばよいか、わからなくなってしまった」

「みんないろいろなことを言ってきて、どれを採用すればよいのか」

 

でもその答えは自分の中にしかありません。

 

ある人はその答えを、「ひらめき」という形でもらうでしょう。

またある人は「信頼している人」からのアドバイスという形でもらうでしょう。

 

その上で、自分が納得できる「進むべき方向性」を、

自分の感覚に従って決めていく。

 

新しい方向性というのは、

道無き道をつくる覚悟と、

一歩先すら見えない暗闇へと足を踏み出す冒険です。

 

そうやって自分だけの冒険に踏み入れていくで、

自分のアーティスト性が形作られていくのです。

 

 

② 人生100年時代。アーティストを続ける覚悟を磨く

踏み出す先の道は、道無き道。

暗闇の連続に、光はどこにあるのか。

その暗闇の中、途方にくれて、「もうアーティストなんてやめてしまいたい」

そう思うこともあるでしょう。そして、そのような選択をせざるを得ない時もあります。

 

しかし、自分がアーティストをあきらめなければ、アーティストとしていられるのです。

 

言い換えれば、「Never Give Up」

 

言葉で言えば簡単です。

しかし、信じた道を貫いていく覚悟であり、これを持ち続ける強さが必要です。

 

「アーティストとして生きていく覚悟」です。

 

天才ピカソは、生涯に10数万点以上の作品を残しました。

彼は徹底的に人から盗みました。そして、数多の作品を制作し、量で圧倒しました。

 

そして、世紀のアーティストになったのです。

世界一の圧倒的な制作量。そして、大きな作風の転換を、生涯に7度も行う勇気。

このようなチャレンジを繰り返せる胆力は、

並大抵ではありません。

ピカソに学ぶべきは、この胆力であり、エネルギーの強さであり、

アーティストとして生き続けていくのだという覚悟です。

 

 

③ 「アーティスト・タイム」という名の”フロー状態”をいかにしてつくっていくか

世界のイチローは、1日に行うルーティーンがしっかり決まっていたそうです。

打席で行うスイングまでの動作としてのルーティーンはもちろんのこと、

それは日常の生活の中でも同様に決まっていたとのこと。

 

この話は色々な示唆があるのですが、

アーティストに話を戻すのであれば、

「制作に没頭できる状態をつくるための流れをどのようにつくるのか」

と応用することができます。

 

制作に没頭して、夢中になっている状態を継続できるほど、

よい作品が生まれてくるというのは理解できるかと思います。

 

このような「フローに入っている状態」のことを、

私は「アーティスト・タイム」と呼んでいます。

 

このアーティスト・タイムに入る時間が長くなるほど、

よい作品が生まれてくる可能性が高くなります。

 

いかにしてアーティスト・タイムを作り出していくか。

 

この時間が増えれば増えるほど、良い作品ができます。

時間は収縮します。従って、濃い時間を過ごすことができれば、

その分、自らの思いやエネルギーをその作品に注げる量が、

時間単位で増えていき、これが作品としての質をあげていく。

そんな風に思っています。

 

※以下の記事もよく読まれています。ご参考まで。

▼アーティストマネジメントの「3つの仕事」とは?

https://sdart.jp/archives/474

 

 

悩みを解消する「アーティスト・コンサルティング」

 

さて、以上、アーティストとして生きていくためのヒントを少しご紹介しました。

 

「アーティストを客観的に眺め、進むべき方向性へと導いていくこと」

 

私の仕事のひとつにこのような役割があります。

実際に、様々な方々の対話相手として、相談役として、サポートしてきて思ったことは、

 

「悩む必要がないことに、悶々と捕われてしまっている」

 

ということです。

 

この悩みとは大きく3つに分けられます。

 

・制作の方向性

・集客、お金

・作品を広める活動

 

これら悩みも、自らが勉強し乗り越えていけば、

この時間すら、のちには、財産となります。

しかし、暗闇を抜け出すまでにもがく時間は、

縮めることが可能であるとも思います。

 

それを解決できないのは、

単純に「方法を知らないから」という場合も多いからです。

 

もし以上のことをお読みになってピンとくるようであれば、

一度お問い合わせくださればと存じます。一筋の光が見えてくるかもしれません。

 

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