アートディレクションという言葉には多くの意味があり、その使い方も様々です。
特に私たちSDアートは、アートディレクションを幅広い意味で捉えています。
例えば、私たちがアートディレクションとして取り扱うのは以下の領域になります;
1. アーティストを起用して、アートワークを制作する
2.デザイナーを起用して、デザインを制作する
3.アーティストとデザイナー等を起用しながら、目的の確認、目標設定、計画策定、実行支援までディレクションする
以上のように、幅広いアートディレクションを行っています。
通常は、主にデザインに関連して使われることが多いかと思いますが、
私たちは一流のアーティスト(画家、彫刻家、歌手など)やデザイナーを起用して、
「目的設定から目標達成までの全てのプロセス」を、
一気通貫で行うアートディレクションを事業としています。
以下、順番にご紹介します。
Contents
1. アーティストを起用して、アートワークを制作する
弊社は、アーティストの役割は、「社会に問題を提起する存在」と考えています。
また、アーティストが、その場その場の環境や違い等に合わせて、オーダーメードで作品を制作(提案・提供)することこそが、その場所・環境と、作品(アートワークや成果物)の価値を最大化すると考えています。
・依頼主の目的・目標を整理、明確化し、
・依頼主の制約条件(予算、場所、規模等)を洗い出した上で、
・適切なアーティストを選択し、依頼することを通じて、
・アートの制作〜納品(設置)完了〜アフターサービス(メンテナンス等)まで、プロジェクトを進行していきます。
※特に、芸術家がアート作品制作〜設置を行う場合の仕事の方法をコミッションワークと呼びます。
この全体のプロセスを進行させる役として、「アートディレクション」と呼ぶことがあります。
特に、広告関連の仕事の場合、このような呼び方をすることが多いようです。
2.デザイナーを起用して、デザインを制作する
デザイナーの役割は、「問題解決を推進する人」というのが弊社の考えです。
デザイナーを起用する場合というのは、
・チラシやポスター、CDジャケットなどのパッケージ
・新聞雑誌、テレビ等の広告素材
・看板やサインなどの屋外広告
・電車等の交通広告
・WEBサイトのデザイン、WEB広告のデザイン
・カタログや図録の制作
などなど、日常の様々な場面でデザインが必要となってきます。
私たちは、このようなデザインの制作を、
・セグメンテーション、ターゲッティング、プロモーションミックスを検討し、
・メインコンセプトを策定
・実際のデザインに落とし込み、
・プロモーション媒体や方法を改善する
という一連の流れから行い、ディレクションします。
つまり、「デザイン」という面でのアートディレクションだけではなく、
「広告の効果の最大化や、結果の測定・改善」といったところまでを「アートディレクション」として捉えて行っています。
※「アートとデザインの違い」については以下の記事もご参照ください;
https://sdart.jp/archives/2172
3.アーティストとデザイナー等を起用しながら、目的の確認、目標設定、計画策定、実行支援まで全体を取りまとめる
「ディレクション」とは、「方向付ける」という意味ですが、
アートやデザインも含めて、プロジェクト全体を方向付けて、そのプロジェクトを「成功」へと導いていく。
これが広義のアートディレクションの仕事となります。
ですので、「アーティストやデザイナーを起用して、問題提起、問題解決を行う全体の取りまとめ役」というのが弊社の「アートディレクターとしての役割」になります。
「いつもの会社では対応できない案件が出てきた・・・」
「これまでやったことが無いようなプロジェクトでどこに頼めば良いかわからない・・・」
「アート&デザインで、新しいことをやってみたい!」
など、
「今までに無い分野の仕事で、どうしたら良いか分からない」という方や、
「アートとデザインの力で新しいプロジェクトや、新規事業などを推進したい」という方まで、
様々なニーズに対応できるかと思います。
これからますます変化が激しい時代に突入するVUCAワールドという荒波の世界。
そのような「進む方向性が分かりにくい世界」においては、
「直観」や「美意識」といった感性がとりわけ重要になります。
新元号の「令和」の「令」には「美しさ」という意味も込められているそうですが、
この時代を象徴するのがこれから「美」と「つながり」であることが、VUCAを泳ぎ切っていくのにとりわけ重要になるというサインかと思います。
ピンと来た方は以下よりお問い合わせください。
*メールマガジンで情報を発信しています。