最近、良くお問い合わせをいただく案件の中に、

「展覧会や個展を企画したいのですが、どうしたらよいでしょうか?」

というお問い合わせがああります。

今回は、この展覧会や個展の企画方法について、ご紹介したいと思います。

 

展覧会や個展を開催するための7つのステップ

以下のステップで進めます。

 

1、出品作品の仮決定 

 まず出品作品を仮にでも決定します。これにより、作品のサイズ、点数等がある程度見えるため、どのような物量になるかが想定できるからです。

 

2、開催場所の決定

 1を行うことにより、全体の物量がわかるため、会場を決定することができます。会場は貸画廊や作品展示が可能な市や県等が運営する会場などがあります。最低でも半年以上前、ベストは1年前に決定しておくことが望ましいです。

(美術館での展示は更に多くのハードルがあるため、この限りではありません)

 

3、予算決定

 個展を行う場合にかかる費用を算出します。大まかに

 ・会場費用

 ・作品輸送および保険費用

 ・プロモーション費用(広告、チラシ、DM、発送費用、ホームページなど)

 ・会場構成費用(台座、額装、キャプション、展示作業、装飾、ライティング、保管など)

 ・人件費(会場受付スタッフ、会場監視員など)

 ・その他経費(お弁当、飲食、会議費、郵送費用など)

大まかに以上の予算がかかってきます。

この中でも大きな費用となるのが、輸送・保険、会場構成費、プロモーション費用などです。

 

4、会場構成

会場や予算が決まったところで、

会場内にどのように展示するかの「キューレーション」をしていきます。

例えば、「回顧展」という形式ですと、作家の制作時代順にテーマを設け、章を分け、それぞれにテーマをつけていくのが一般的です。

また、新作を中心とした展示を行いたい場合、様々な作家と同時に展示するグループ展、少量の作品群だけで構成する場合、などなど「どのように展示すると良いか」を決めていきます。

 

5、プロモーション

「せっかく時間とお金をかけたのに、人が全く来ない」

このような事態にならないように、しっかりとプロモーション方法を考え実行していきます。

具体的には、

・これまで自分の作品に興味を持ってきてくれた方々の名簿

・ホームページを活用した作品紹介

・SNS広告やリスティング広告などによる認知度獲得

・新聞広告や駅広告などのマスの目に触れる広告掲出

・チラシやDMデザイン、送付

・テレビ広告

・プレスリリースなどのPR

などなど、予算等に合わせて、プロモーション計画を策定し、実施していきます。

予算とのバランスですが、この部分で「小予算で効果が高い結果」を得られるように予算配分し、実施していくことが非常に重要です。

これにより、来客数が大きく左右されます。

 

6、開催時の運営

開催前~開催後までの計画を策定し、適切な人員配置、個展運営を行います。

来場者の人数にもよりますが、当日の運営は様々な予期せぬことが起こりがちです。

これらを事前に洗い出しておき、予防しておくことで、円滑な個展運営が可能になります。

高額な美術作品ですので、適切な導線設計や、リスク管理を行うことにより混乱を避け、個展を円滑に行っていきます。

 

7、開催後の撤収~次回開催に向けた動き

個展が終了すれば、撤去作業が待っています。

ここまで円滑に完了することができて初めて、「個展が無事に終わった」という段階になります。撤去作業を円滑に行うためのプラン、そして、撤去のための人員配置を適切に行い、時間内に撤去を完了させます。

また、同時に、来場いただいた方々の情報を整理し、次回個展開催を行う際を見据えた次の一手を打っておくことも非常に大切です。

 

 個展や展覧会を開催したいという方へ

展覧会や個展の開催方法について、大まかな7つのステップをご紹介しました。

私もこれまでいくつかの展覧会や個展を手がけてきましたが、

たくさんのお客様にご来場いただくための仕掛けや、個展運営などについて、色々な施策を試してまいりました。

もし、

  • 個展を開催したいけれど、どうしたらよいかわからない
  • 個展を開催したはいいけれど、全くお客様が来場されず寂しい会となってしまった
  • 展覧会を一人でも多くの人に見て欲しいと思っているが、どうしたらよいかわからない
  • 展覧会運営に不安がある。
  • 海外の作家について日本で個展をやりたいけれど、どうしたらよいかわからない。

 

など、個展に関するお悩みなどがございましたら、

お問い合わせくださればと思います。

↓↓↓

http://sdart.jp/contact

 

 

※これまでの当社のプロデュース実績などは以下をご覧ください。

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